ついに、納車日が決まりました!
車の登録自体はとっくに完了してたのですが、お店に届くまで時間がかかっていたようです。
少し前まで雪が融けたり降ったりで道路状況は最悪でしたからね。
その影響でしょうか。。。
まぁ、あの道路状況で家まで乗って帰るのもしんどかったし、
3月中には納車できるみたいなので良しとしましょう。
そんな訳で未だ納車待ちの状態ですが、今回は私がスイフトスポーツ(zc33s)を選んだ理由について書いていこうと思います。
車に求めたもの
車を探していたときにまず決めていた条件
それは、MTスポーツカーであること!
私が一番重視していたのは、運転の楽しさでした。
なので、ダイレクトに操作している感覚を味わえるMTは必須条件でした。
もちろん、近年のATはパドルシフトもついていてMT的な感覚を味わえたりもします。
ですが、以前乗ってた車がMTだったこともあり、個人的には外せないポイントでした。
次に重視した点は、ある程度の収納力でした。
ドライブだけなら2シーターという選択もありました。
ただ、私の場合キャンプに行ったり日常使いも考えています。
基本1人で乗ることが殆どだとは思いますが、やはりある程度の利便性も欲しいとことです。
あと、キャンプのことを考えるとSUVというのも選択肢のひとつではありますが、
車体が重くなり走行性能が犠牲になってしまうし、そこまでのサイズは不要ということで候補にはしませんでした。
そんな感じで、MTスポーツカーで4~5人乗りの車を探すことにしました。
その他の候補
最終的にはスイフトスポーツに決めた訳ですが、その他にも候補はありました。
AT車が主流となった現在、MTを採用している車はかなり限られてきます。
中古車でも希少なMTの方が高額だったりします。
色々と悩んだ訳ですが、特に最後まで残っていた候補を紹介します。
アルトワークス
アルトワークス(HA36S)はスイスポと同じスズキが販売している車です。
ベースとなっているアルトという車は、一番低いグレードで100万円を切る価格です。
アルトワークスはそのスポーツグレードという感じですが、こちらも新車の車両価格が約150万円という低価格を実現しています。
ちなみにスイスポは普通車ですが、こちらは軽自動車になります。
候補の中では唯一の軽です。
というか、実はスイスポより先に候補にあがっていました。
やはり、維持費の安い軽を最初は考えていました。
ただ、軽といっても普通車に負けないくらいの加速力があるのもアルトワークスの魅力です。
あと、スイスポには無い4WDの設定があるので、雪国住まいの私としてはスイスポより先にこちらに目が留まりました。
残念ながら現在は販売終了となっています。
86/BRZ
スイスポ(zc33s)と良く比較される定番の車かと思います。
水平対向エンジンが生む低重心とFR駆動によって、まさに運転を楽しむ車ではないでしょうか。
86はトヨタ、BRZはスバルがそれぞれ販売している兄弟車です。
基本的な性能は同じですが、各社で微妙に味付けを変えているようです。
新車の車両価格は、86が280万円でBRZが300万円くらいからとなっています。
中古車の価格は、初期型(2012年式)で100万円くらいからあります。
ちなみに、現行のモデルは2.4L NAエンジンを積んでいますが、以前のモデルは2.0L NAエンジンを積んでいます。
もちろん新型には魅かれますが予算的には中古の方で考えていました。
ただ、前のモデルも大きく分けると初期型と後期型(2016年7月~)があります。
後期型は色々と初期型の欠点が改善されていて、ヘッドライトもLED化されています。
中古価格も150万円くらいからとなっています。
私は後期型を候補に考えていました。
あと、86とBRZどちらにするかですが、
私としては、より雪道走行を意識したBRZを候補に考えていました。
WRX
スバルと言えばやっぱりこれですね。
こちらも86/BRZ同様の水平対向エンジンを積んでいますが、こちらはターボエンジンです。
また、駆動方式も4WDなので雪道の走破性は申し分無いです。
更にセンターデフで前後のトルクをコントロールすることでFRのような走りができるのも魅力です。
最近では、WRX S4が販売されていますね。
ただ、こちらにはMT設定が無くスバルパフォーマンストランスミッションと記載されています。
そして車両価格は440万円くらいからとなります。
以前のモデルに関しては、名機と謳われるEJ20エンジンを積んだ最後のモデルであるVABも人気が高く、中古車価格がものすごいことになってます。
2014年式でも260万円くらいからとなっていますが、2020年式ともなると500万円超え・・・
まぁ、予算的に上のものは到底手が出ません。
私が候補に考えていたのはGRB系です。
こちらは歴代WRXの中で唯一のハッチバックモデルです。
今でこそ、インプレッサとWRXは別の車としてラインナップされていますが、GRBの頃は”インプレッサ WRX STI”として販売されていました。
中古車価格は120万円くらいからとなります。
やっぱり、ハッチバックの方が使い勝手は良いし、見た目も結構好きなのでこちらを候補に考えていました。
選んだポイント
走行性能
どの車もスポーツ走行を意識した車なので走行性能は良いと思います。
足回りの良し悪しは結局乗ってみないとわからないので、あまり気にしていませんでした。
気にした点といえば、加速力と雪道での走行でした。
加速力
0-100kmで加速力を順番に並べるとこんな感じでしょうか。
GRB > スイスポ(zc33s) > 86/BRZ(2.0L) > アルトワークス
2.0LターボのGRBがダントツです。
アルトワークスは、軽の中では速く普通車にも負けないくらいの加速力があります。
とはいえ、やはり速い普通車には敵いません。
スイスポと86/BRZはそこまで大差はないですが僅かにスイスポが勝っています。
もちろん、加速力だけで走行性能を評価はできないですが、
やはり圧倒的な加速力には魅かれてしまいます。
ただ一方で、レビューを見ているとあまりパワーがあっても踏めずにストレスが溜まるという意見もあります。
そういいう意味では、公道で踏み込めるアルトワークスが一番良いのかもしれません。
でもやっぱり、、、
それなりに加速力は求めてしまいます!
雪道での走行
雪道でも走ってしまえば特にどれでも問題ないのですが、
登坂性やスタックするリスクについては駆動方式による違いが顕著にでます。
そうなると、やはり4WDのGRBが圧倒的に強いです。
同じく4WDのアルトワークスも問題なさそうです。
ドライ路面の加速力ではスイスポに敵いませんが、雪道に関してはアルトワークスの方が断然有利です。
この点は、結構悩んだところでした。
そして、86/BRZですが
やはり、FRなのでトラクションが掛かり難くスタックする可能性は一番高いです。
スイスポはFFなので、86/BRZより多少スタックし難いかなといったところです。
実用性
日常使いやキャンプに行くなら収納力は気になるところ。
ハッチバックタイプのスイスポ、GRB、アルトワークスに関してはどれも問題なさそうです。
86/BRZもラゲッジスペースは意外に広く、タイヤ4本を積むことも可能です。
また、私がやる規模のキャンプ用品なら問題なく積めそうです。
ただ、やはり問題があるとすれば高さのあるものが積めないこと!
キャンプ用品についてはそんなに高さは必要ないのですが、買い物で大きな荷物を運ぶ時には支障がでそうです。
そして、もうひとつの問題が後席の使いにくさです。
やはり、狭いとか圧迫感がるというレビューが目立つので快適とは言い難そうです。
私の場合、そんな頻繁に人を乗せることは無いと思います。
それでも、誰か乗せた時にあまりに窮屈な思いをさせるは申し訳ない気がします。
また、2ドアなのでどうしても後席の乗り降りや荷物の積み下ろしが大変になります。
まぁ、これはクーペタイプなので仕方のないことなんですが。。。
でもやっぱり、あのいかにもスポーツカーといったクーペの見た目は捨てがたい!
そんな具合で、まだ86/BRZも完全には諦めきれず。。。
維持費
維持費といえば、税金、車検、ガソリン代、駐車場、保険料あたりかと思います。
保険については車両保険の有無によっても変わるので、あまり判断材料にはしませんでした。
自動車税、車検法廷費用、ガソリン代が車によって差が出る基本的な費用かと思います。
そして、これらの基本的な費用とは別に突発的な費用というのもある程度想定する必要があります。
基本的な費用~自動車税、車検法廷費用、ガソリン代
基本的な費用で言うと、当然ですが軽のアルトワークスが一番安いです。
どれくらい差があるか仮に維持費が一番高くなるGRBで比較します。
まず、自動車税や車検法廷費用についてですが、登録後13年以上の車については料金が高くなります。
私が候補として見ていたGRBは2008年式あたりが多かったので、確実にこちらの料金が適用されます。
ざっと計算したところ、アルトワークスで約26,000円、GRBだと約73,000円でした。
2倍以上高くなります。
また、ガソリン代についても比較してみましょう。
私の場合は通勤に使わないので、そこまで年間5,000Kmで計算しました。
とりあえず、アルトワークスは燃費18.62kmとすると約38,000円、
GRBは10.4kmとすると約72,000円でした。
こちらも2倍まではいきませんが、それに近い差があります。
ただ、この辺の維持費の差は私にとってはそこまで重要な判断材料ではありませんでした。
とういのも、月々で見た時の差額は税金・法廷費用とガソリン代合わせても+6600円くらいです。
この金額差が大きいと感じるかは人それぞれだと思います。
ただ、私の場合は趣味的な感じで車の購入を考えていたので、これくらいの差額でより理想の車を楽しめるのなら許容できる範囲だと思いました。
ちなみに、86/BRZだと+5,100円くらい、スイスポだと+3,400円くらいの差額でした。
スイスポは、排気量も1.4Lと抑えられているのでこの点に関しては優秀ですね。
とはいえ、86/BRZやGRBもまだ捨てきれない。。。
突発的な費用
基本的な維持費以外にも想定される費用はあります。
それは修理費です。
特にGRBですが、もともと修理費が高額になりがちと言われています。
その上、どうしても年式が古くなることで修理の頻度も高くなる可能性があります。
また、86/BRZについても私の予算内で探しているものだとそれなりの走行距離になってきます。
なので、ある程度の追加修理費は覚悟しなければいけません。
予算ギリギリで車を買っても、その後の追加修理費で泣きを見ることに・・・
ちなみに、昔乗っていた車は走行200,000kmを遥かに超えてましたが、大きな修理費がかかることなくバリバリ走っていました。
ただ、その時は海外に住んでいたので日本ほど車検が厳しくなく、税金もかからなかったので維持が可能でした。
いづれにしても、GRBにした場合はかなり覚悟が必要だと思いました。
また、事故による修理費もリスクとして考えなければいけません。
車両保険は登録後5年以内じゃないと入れないようなのでGRBは確実に入れません。
車両保険ではなく新車特約でした。
5年以上経っていても車両保険は入れますが、保険金額は少なくなってしまいます。
86/BRZも候補になる年式のものだと、1~2年後には入れなくなる感じでした。
その点、新車ならメーカー保証や車両保険に問題無く入れます。
私としては、維持費は多少高くなっても許容できたのですが、突発的に修理費が発生するリスクは減らしたいと思いました。
結局、この点が最終的な決め手になりスイスポの新車購入を決めました。
妥協したポイント
最終的にスイスポを選びましたが、それによって妥協したとも言える点がひとつあります。
それは、雪道での走行性能、、、
ではなく、駆動方式です。
もともと、私が候補として考えていたのはFRの車でした。
理由は好きだから!
やはり頭文字D世代としてはFRを巧みに操って走る姿に憧れるものではないでしょうか。
実際、昔乗っていた車はFRでした。
ちなみに、以前の環境は雪が降ることもなかったのでFRで全く問題ありませんでした。
ただ、今回は雪国なのでFRは諦める
とはなりませんでした。
雪道走行とか書いてるくせに、実はそんなに重要視していなかったです。
私は、多少の困難さがあってもFRに乗りたいと思ってました。
実際、北海道でもFR車は普通にいますからね。
なので、最初は86/BRZをずっと探していました。
とはいえ、多少雪道に不安もあったので一応4WDという選択肢を入れて、アルトワークスやGRBを候補に考えていました。
ちなみに、スイスポはFFという理由で最初は全く候補として考えてませんでした。
FFは嫌いとかではないですが、あまり興味がなかったという感じです。
結局、維持費のこともあってスイスポにしましたが後悔はないです。
どうしてもFRが良ければ初期費用を抑えて初期型の86/BRZという選択肢もありでした。
ですが、色々と情報を集めてFFの良さを知るうちに、だんだん魅力を感じるようになりました。
なので、妥協といえばそうなんですが、
今回はFFに乗ってみるのも悪くないかな
と言った具合で、前向きな気持ちでスイスポの購入を決意しました。
まとめ
そんな感じで、最初は全く考えていなかったスイスポを選んだわけです。
ただ、このスイフトスポーツ
色々と情報を集めるほど魅力がにじみ出てきます。
なんといっても、コスパの良さ!
あれだけしっかりしたパワーを持ちながら、200万という低価格です。
私の場合、あまり車に快適さは求めてなく、走りの楽しさを重視してました。
その点、快適さより走りにコストを極振りしている感じが私の心を掴みました。
おまけに1.4Lエンジンと1t以下の車両重量で維持費も安い!
そして収納力もあるので、ドライブだけではなくキャンプなどでも活躍してくれそうです。
納車まであと少し
これから長い付き合いになる相棒と対面できる日が楽しみです!
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