こんにちは、おすびしゃです。
2022年7月下旬にキャンプに行ってきました。
最近は、ガソリンも高く気軽に遠出もできません。。。
また、今年は7月入ってから既に何度かキャンプへ行ってたこともあって、財布がなかり寂しくなっています。
そんなこともあり、札幌から比較的近く無料で利用できるところへ行ってきました。
今回キャンプをしてきた赤井川村落合ダム親水広場を紹介したいと思います。
2022年9月17日更新
現在、こちらの広場は付近で熊の糞が確認されたことにより、一時的に利用不可となっております。また、大雨の影響で落合ダム管理棟から先が通れなくなっているようです。
2022.7.30 落合ダム親水広場の利用一時中止【熊出没】について
2022.8.17 村道落合線の通行止めについて
最新の情報は、赤井川村HPをご確認ください。
こんな方におすすめ
・人がいなくて静かなところが好き
・人里離れたところに行きたい
・山の景色を味わいたい
・不便さを味わいたい
・芝生サイトが好き
・焚き火がしたい
・カヌーを楽しみたい
※焚き火をする場合は、焚き火台の使用が必要です。
場所
小樽から車で40分ほど、山に向かって国道393号を登って行ったところにあります。
札幌からも1時間半くらいで行けるので、割と気軽に行ける距離です。
ダムへ向かう横道に入ってからは、舗装路を2km程走ると落合ダム管理事務所があります。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-dam-kanrijimusho-500x375.jpg)
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-dam-landmark-stone-500x375.jpg)
ここから先は、未舗装路を進みます。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-dam-road-500x375.jpg)
多少、凸凹なところはありますが、そこまで酷い道ではなかったです。
だいたい、1.5kmほど進んだところに駐車場があります。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-parking3-1-500x375.jpg)
印象
まず、ここはキャンプ場というよりキャンプができる広場です。
なので、キャンプ用の設備(炊事場とか)は一切ありません。
あるのは、駐車場とトイレだけ!
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-dam-parking2-500x375.jpg)
まぁ、私の場合、他のキャンプ場でもトイレくらいしか使わないので特に問題はありません。
芝サイト
テントを張れるエリアはかなり広く、一面芝サイトになっています。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-glass-area-500x375.jpg)
到着した時に芝刈りをしている方がいて、駐車場前の芝生はキレイに刈られていました。
ただ、トイレより奥側は
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-dam-dandelion-1-500x375.jpg)
タンポポ畑になってます。。。
これから、順番に手入れが入るのでしょうか。
とりあえず、トイレ奥の木陰になっていたところへ設営。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-dam-tent-500x375.jpg)
ちなみに、水辺の近くにテントを張ることはできません。
テントを張れるエリアと水辺の間には、木が生い茂っています。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-mizube-1-500x334.jpg)
テントから川を眺めながらのキャンプというのは難しそうでした。
カヌー乗り場(水辺)
少し坂を降りれば水辺に行くことができます。
駐車場から車で降りて行ける道があり、その先にカヌーを降ろせる場所があります。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-raod-to-river-500x375.jpg)
この写真は、坂の下側から撮影したものです。
誰もいなかったので、スイスポで降りて撮影。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-river-side2-500x375.jpg)
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-river-side3-500x375.jpg)
一応、この辺りで釣りもできそうです。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-dam-river-500x375.jpg)
あまり魚の気配はしませんでしたが・・・
せせらぎ広場
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-seseragi-500x334.jpg)
全くせせらぎが見えません。
階段降りた先は、完全に侵入不能でした。
多分、ここも手入れ前だったのでしょう。
近づいてみると僅かにせせらぎが見えました。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-seseragi2-500x334.jpg)
おすすめポイント
人が少なく静かに過ごせる
平日ということもあり、人は全然いませんでした。
初日は昼過ぎくらいに到着しましたが、見かけた人といえば、草刈りをしている業者の方と熊の見回りに来た役場の方くらいでした。
あと、ドローンで空撮をしに来ていた方が1人いらっしゃいました。
「ドローン飛ばして良いですか?」と声をかけてくれたので、そこから少しお話をしました。
私もドローンに興味があったので、色々お話を聞かせていただくことができました。
ちなみに、サムネの空撮写真はその方から頂きました。
それ以外には、翌日の午前中にカヌー乗りの方々が2組ほど来ていました。
事前に口コミとか見てはいましたが、やはりキャンプ目的で来る方は少ないのでしょうか。
今回、私は友人と2人で行ったのですが、平日は完ソロになる確率が高そうです。
建物が無く目に映るのは空と山
唯一、見える範囲にある建物はトイレだけです。
ダム管理事務所も離れた場所にあるので、広場からは目に入りません。
札幌近郊のキャンプ場だと、どうしても周りに民家があったりするので、いまひとつ日常から離れ切れない感じがしてしまう。
まぁ、そういった場所も温泉が隣接してたりするので、それはそれで魅力的ではあります。
だけど、やっぱり建物もない人里離れたところで、自然を満喫してこそのキャンプだと個人的には思っています。
日常とは違う不便さを味わうのも、キャンプの魅力ではないでしょうか。
夜は星がキレイ(たぶん)
周りには建物が殆どなく、夜は真っ暗になるので星が良く見えると思います。
但し、晴れていれば!
残念ながら、私が行った時は曇りだったので全く見えませんでした。
ただ、事前にこの場所を調べている時に、素敵な星空写真をあげている方もいたので間違いないと思います。
そのうち、また星空写真の撮影にでも行こうかと思います。
注意点
熊に注意
ダム管理事務所から未舗装路へ入るところで、早速クマ注意の看板がお出迎え。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-bear-warning-500x375.jpg)
設営準備をしている時にも、役場の方が見回りに来られてました。
どうやら、2週間前くらいに700メートル離れた辺りで熊の糞が見つかったようです。。
「クマ除けのために花火打つけど驚かないでね。」
「夜中はラジオでもつけといてね。」
という感じで、声をかけて来た後、水辺に向かったと思ったら
『どぉーん!』
と大きな音が
花火ってか、普通に銃声です。。。
事前に聞いてなかったら、本当に撃ってると思っちゃいますね。
あと、クマ監視用のカメラもありました。
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-bear-warning2-500x375.jpg)
こんな感じなので、クマ対策はしっかりやりましょう。
私はとりあえず、日が落ちてから寝るまでの間は、スマホから大音量で音楽をかけてました。(他のキャンパーがいなかったので)
あと、LEDランタンも1つ外に置いて夜通し付けてました。
そして、一番大事なのは食べ物やゴミの管理です!
私も寝る時は、水だけテントに置いて、匂いの出るものは全て車に放り込みました。
一応、食べ物とジュースはクーラーボックスに入れて、ゴミ類もジップロックに入れて、出来るだけ匂いが出ないようにしました。
昔、アメリカにあるヨセミテ国立公園というところでキャンプしたことがありますが、あそこはもっとルールが厳しく、車に保管するのもNGです。
クマは簡単に車のドアを破壊して食べ物を持って行ってしまうので、フードロッカーという鉄製の保管庫に入れることになっています。
蜂が多かった
テント設営中もスズメ蜂が寄ってきて怖かった・・・
というか鬱陶しかったです。
攻撃して刺されるのも嫌なので無視してましたが、顔の前でホバリングするのは勘弁して欲しい。。。
芝生が手入れ前でタンポポ畑になっていたので、それもあって、そこら中を飛び回ってたのかもしれません。
あまりに多いので、設営の途中で近くに巣が無いか一応確認はしました。
トイレはキレイだが独特の臭さ
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-bathroom1-800x600.jpg)
![](https://osubisha.com/wp-content/uploads/2022/09/ochiai-bathroom2-800x600.jpg)
見た目は仮設トイレに比べれば遥かにキレイです。
比較対象が悪いかもしれませんが、ここは有料キャンプ場とかではなく無料で利用できる広場です。
公園の公衆トイレと比較しても綺麗な方ではないでしょうか。
ただ、匂いは結構きつかったです。
バイオトイレということで、微生物パワーで普通のトイレのような臭さはありませんでした。
ただ、代わりに普通のトイレとは違った独特の臭さがありました。
また、微生物の活動を活発にするためかトイレ内は温室に暑かったです。
飲み水は忘れずに
一応、ウォータージャグとかを持っていれば、行く途中にダム管理事務所で汲むことができます。
但し、地下水を汲み上げただけなので飲用は不可のようです。
飲み水は持参必須です!
荷物の運搬が大変
車の乗り入れはできないので、駐車場からは荷物を運ばないといけません。
リアカーも置いてないので、駐車場から離れたところに設営したい場合は自前でキャリーとか無いとキツイです。
ちなみに、私は木陰になっているところを選んで設営しました。
木陰になっているエリアは少ないですが、割と駐車場の近くにあります。
私が設営したところも、駐車場から20m~30mくらいだったと思います。
夜は真っ暗
街灯はトイレ前にありますが、ソーラー充電式で深夜には消えていました。
トイレの中も一応ライトがありますが、充電が無くなると付かなくなります。
テント周りは、ランタンで照らされている範囲以外は真っ暗で何も見えません。
懐中電灯は必須ですね。
最後に
今回紹介した赤井川村落合ダム親水広場ですが、私は結構気に入りました。
もちろん、イマイチに思う部分も多少あります。
テントから見えるのは、山の景色ばかりで水辺が見えないとか・・・
確かに今まで行ったキャンプ場で、ここ以上に好きなところはあります。
ただ、札幌から気軽に行ける距離にあって無料で利用できる、且つ人里離れたところでキャンプができる場所はなかなか無いかと思います。
その点を考えると、この場所を知ることができて良かったです。
でも、やっぱり遠出もしたい!
ガソリン安くならんかな
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